セルフ特有の厄介な客や対応に困る客もいます。ワンオペガソリンスタンド日誌16

ガソリンスタンド

こんにちは 彩将です!

店の営業体系が変わると来店するお客さんもガラリと変わります。

そうです。迷惑な客だったり厄介なウザい客だったりも変わってくるのです。

今回はセルフのガソリンスタンドで本当にいた困ったお客さんを紹介します。

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おい早く入れろ!

お客さんの中にはセルフなのかフルサービスなのか区別が出来ずに来店してくる人もいます。セルフとフルの違いやセルフとフルの区分があること自体が分からないという人もいました。

ワンオペガソリンスタンド日誌6~セルフ給油とスタッフ給油の比較と豆知識

店によっては分かりにくい店もあるので、そういう店の場合だと慣れている人じゃなければ分からないかもしれませんが。

そしてセルフだと気づかずに来店してしまうと、お客さん側からしたら「いつまで待たせるつもりだと!」思ってしまう人もいるでしょう。

大体の人は車から降りてきて店員に話し掛けたり、周りを見てセルフだということに気がつくのですが全く気がつかない方もいます。こちら側から声を掛けるまで車から降りずにずっとこっちを睨んでくるような方もいます。大抵の場合は車から降りてくるのがあまりにも遅かったら様子を見に行きますが、周りの人を見て気付いて欲しい気もします。

ここまで書いた人達ならまだ問題ないのですが、態度が悪い人もいる訳です。

給油レーンに入ってくるなりクラクションを鳴らして「早く来い!」と言ってみたり、セルフだと説明しても「分からないからやってくれ!」だったり、

もっとひどい場合だとセルフなのを説明すると「わかってるから早くガソリン入れてくれ!」と言ってきた人もいました。

いやいやセルフだって言ってるじゃん!

やり方を教えて欲しいだったり、ケガなどの事情で出来ないけどガス欠しそうだからというのであれば分かりますし対応しますが、訳の分からないことを言われても対応できません。

勝手に容器に給油

ガソリンを容器に給油する場合は、ガソリンスタンドのスタッフしか給油できません。

これは消防法で決められていることなのでどこのスタンドでも同じです。つまりセルフでは基本的に給油することが出来ないのです。店によってはセルフでもスタッフが携行缶に給油してくれる優しいお店もありますが、基本的には給油できません。

ガソリンの取り扱いには要注意

それを知っていて周りをキョロキョロ見渡してから給油しようとしている人もいますが、セルフスタンドには監視カメラが付いているのでバレバレです。

知らなかったのなら仕方がないかもしれませんが、その場合は注意されたら素直に従いましょう。知らなかったからとゴネて乗り切ろうとする人もいますがかなり迷惑です。最近では携行缶の説明書きにも分かりやすく記載されているはずなので、携行缶を買った場合は確認しましょう。

たまにペットボトルに入れようとしている奴も出現しますが、ペットボトルのような容器に入れるのはかなり危険です。

あともうひとつ厄介なのが自分は危険物乙4資格を持っているから給油できると思ている人。危険物の乙4を持っていようが甲種を持っていようがその店のスタッフでなければ給油は出来ません。これ分かっていない人って結構多いです。

操作説明を読まない・従わない

操作説明に従わなかったり見なかったり読まなかったりして「この機械壊れてるぞ!何とかしろ!急いでいるんだ!」と言う人もいます。

セルフスタンドは間違いなく機械をセットして、ノズルを車に入れてからでなければ燃料は出てきません。

お金を入れていなかったり油種を選んでいなかったりのように、機械のセットが途中だと給油できません。その説明はタッチパネルの画面にも出ていますし、音声でも流れているはずです。

それなのに急いでいるのにと文句を言う人がいますが、周りから見ていてもカッコ悪いです。出来ないのは仕方がないけど、出来ないと騒いでいるのがカッコ悪い。駄々をこねる子供のようです。

どうしても分からないのなら店のスタッフに聞きましょう。

車を長時間止めたまま

給油レーンに入ってくるなりトイレに駆け込んで、車はそのまま10分も20分も放置している人がたまにいますが、これは営業妨害だと捉えられてしまう可能性があります。トイレに行きたいのは仕方がありませんが、時間が掛かりそうなのであれば邪魔にならないスペースに車を停めましょう。

給油前にトイレを使ったからと言って怒る店なんてほぼほぼありません。トイレを借りるだけという場合でも使う前に行ってくれれば問題ないです。貸してくれない店もあるけど、そんな店でも丁寧にお願いすれば貸してくれるかも。

他には給油レーンに入ってきたけど、中々降りてこないから様子を見に行ったら電話しているという人もいました。来店して2~3分ならまだ許せます。でも長々電話するようならよけてください。

このケースのほとんどの人が電話を掛けながら来店してくるのですが….そもそも通話しながら運転するのは交通違反ですからね。

そしてこの両方のパターンで共通してまれに起きる出来事があるのですが、

長時間止めた挙句に給油しないで帰る。

ガソリンスタンドを駐車スペースとか休憩スペースか何かと勘違いしてるのだろうか

こんなことされたら対応に困る!?迷惑な観光客まとめ ワンオペガソリンスタンド日誌13

お釣りを忘れて...

セルフスタンドだとお釣りを取り忘れるという人も出てきます。

店の機械にによっては給油してすぐにお釣りが出てくるものと、お釣りを受け取る場所が店内だったり、計量器の横の方だったりと、他のところで受け取らなければならない場合もあります。

給油した後にレシートと一緒にお釣り受け取り票が出てくるものもありますが、そのタイプだとお釣りをもらい忘れるという人も多いでしょう。

以前、5,000円ほどのお釣りをもらい忘れたと慌てて戻ってきた人がいましたが、危なく大きな事故に繋がるとこでした。

そのお客さんは来店するなり慌てて車から降りてきました。

そして乗ってきた車には他に誰も乗っていないのですが、前に向かって動いている。

動いている先は交通量の多い大きな道路。

その時近くにいたスタッフが、すぐ気がついて急いでその車に乗り込み車を止めました。

ギヤをドライブに入れたまま降りたみたい。

5,000円のお釣りの為に大きな事故を起こしてしまっては元も子もない。

昔働いていたガソリンスタンドで本当にあったとんでもない状態で来店した車の話し

子どもに給油させる

週末になると多くなるのが家族連れや親子連れのお客さん。

微笑ましい光景です。

そして小さい子供は何でもやりたがるものです。車にガソリン入れるのだってやってみたい。

でも絶対に子供に給油させてはいけません。ガソリン入れるのって慣れてしまうとかなり簡単なので子供でも出来るだろうと、子供に給油させてしまう人がいますが、危険です。

簡単に出来てしまうけどガソリンは危険物です。子供に火遊びさせるのとほとんど変わりません。

ただガソリンが少しこぼれてしまったくらいで終われば良いかもしれませんが、静電気が起きて引火してしまうことだってあります。それがガソリンスタンド内だけではなく給油した後の車の中とかでもあり得る話なのです。

例えばガソリンが服や手に付いてしまったけど気づかずに火に近づいてしまうと引火してしまう可能性だってあります。大人なら気がついて手を洗うなりするでしょうが子供だと気がつかないとそうも行かない。

危険な割り込み

車が並んでいる列に割り込んで入ってこようとする人も稀にいます。

割り込もうとするやつはどういう考えでやっているのやら。

車じゃなくてもダメだけど、車での割込みは事故になりかねません。

怪我する可能性だってありますので絶対に止めましょう。

あと割り込まれるくらい車間を空けているというのもあまり良くないかと思います。安全を考えてのことだとは思うのですが、それにしても意味もなく明けすぎてしまうと後ろに並んでいる人も困ります。公道を走っている訳ではないのだから空けるとしても車半分くらいまでにしておいた方が良いかも。

やっぱりいるのがタバコ

セルフだと多くなるのがこんな人。

タバコを吸いながら降りてくる人。

これはかなり危険です。知らないでは済ませられないレベル。

こういう人を見かけると問答無用で水をぶっかけたくなってしまう...というのは冗談ということにしておきますが、店によってはかなり怒られます。それほど危険だということです。

何度も同じことをする奴や注意してもすぐに聞かないやつを見たことがありますが、これは流石に...

灯油

以前、灯油を車に入れようとしている人がいました

普通の軽自動車にです。もちろんガソリン車です。

しっかり消防法を守って営業している店の場合だと監視カメラで常に見ているので、油種が違うことを伝えられるのですが、中には監視カメラを見ていても見逃してしまう場合もあります。だって監視カメラを見ているのも人間ですから。

でもせめて間違えるなら軽油にして欲しい。軽油ならまだわかる。

軽自動車は軽油だと思っている人は、初心者や車にほとんど乗らない人ならそこそこいます。よくある間違いです。

でも灯油は流石に...

これは困るという訳では全くないのですが、衝撃的です。

自信がない人はセルフを使うべきではない!

窓拭いてくれ!

スタンドでのサービスがない代わりに安く給油できるのがセルフスタンドですが、こんなお客さんもいるのです。

「おい!ちょっと窓拭いてくれ!」

いやいやいやセルフサービスなので。

しかもやってもらうのに命令口調なのも気になります。

窓拭きたいからタオルを貸して欲しいというのなら分かります。それに行ってくれればタオルは貸します。こういう人は何でもタダでやってもらえると思っているのだろう。

そんな旨い話はない。

因みに計量器のところに置いてあるタオルや布はほとんどの場合窓拭き用ではありません。ガソリンがこぼれてしまった時のためのものです。なので窓や車内を拭いてしまうと逆に汚くなります。窓拭き用のタオルは他のところに設置されている場合がほとんどです。分からなければ店員に聞いてみましょう。

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