やってしまった後悔よりもやらなかった後悔の方が大きいというけど時と場合による

日常と心境

こんにちは 彩将です!

みなさんは後悔していることってありますか?誰でもひとつは後悔していることってあるものです。後悔していることなんてないという人でも、後悔するのは良くないことだからと、後悔していないつもりになっているだけで心のどこかでは後悔していることがあるはずです。人間は完璧ではなく間違いを犯すこともある生き物なので後悔があって当然です。

ところでみなさんが一番後悔していることって、行動して起きた結果に対しての後悔ですか?それとも行動しなかったことに対しての後悔ですか?

行動したことによる後悔と行動しなかったことによる後悔

やって起きたことに対する後悔よりもやらなかった後悔の方が大きいなんて話しもよくありますが、私はどちらの後悔も同じなのではないか?と思っております。というかその物事だったり場合によっても変わってくるものなのだと思います。

私は後悔していることって結構多いのですが、行動したことによる後悔と行動しなかったことによる後悔のどちらの場合でも大きく後悔していることがあります。私は悩み過ぎたり過去を引きずってっしまうことが多く、仕事など物事が上手くいっていなかったり悩み事がある時などに過去の後悔を夢で見てしまうことが多いのですが、行動したことによる後悔の場面も行動しなかったことによる後悔の場面も両方夢に出てきてしまいます。

何年も経っていることでさえ鮮明に夢の中で再現されてしまい、朝目覚めたときには後悔の念に苛まれてしまうなんてこともよくあります。後悔していることが夢に出てくるってことは、現在の自分や自分の置かれている状況や環境に対して満足出来ていないのが原因なのだと思います。過去を引きずっているつもりもないし、未来のことを考えて行動しているつもりなのですが、きっと過去の後悔を諦めきれていないのだと思います。

行動しなかったことに対する後悔が大きいと言われるのも考え方としては正しいような気もします。自分が行動することによって未来が変わっていたかもしれないと考えてしまいますし可能性って無限大にあるわけですから。ただ行動しないというのも決断のうちのひとつなわけだから、行動しないという決断を取るという行動をしたとも考えられるので結局はどちらも同じな気がします。

私の場合は行動したことで悪い方向に動いた度合いが大きい物事が多かったりもするのでどちらの後悔も同じ大きさに感じてしまうのかもしれませんが、結局はケースバイケース。

私の行動しなかったことによる後悔

私は後悔していることはたくさんあるのですが、そのうちの一つは高校生の頃の出来事です。私は高校ではとある運動部に所属しておりました。そのスポーツは昔から好きでしたが周りにはそこまで好きな人がいなくて、当時運動苦手だった私が唯一一番になれるスポーツでした。中学の時にはそのスポーツの部がなかったので遊びや体育の授業でしかやることはありませんでしたが、高校では部活があったのでそこから本格的に始めました。部活に入ったばかりの時も半分は私と同じ初心者でもう半分は経験者だったのですが、それでも私は同学年の中では1、2を争うくらいの腕前でした。

でも1年生の終わり頃にケガをしてしまいしばらく部活を休まなくてはいけなくなりました。そして私が休んでいる丁度そのころに強豪校との合宿が多くあったこともあり、他の人と体力も技術も差が出てしまいました。それと同時期に高校卒業後の進路に関しても問題が起きたのです。私の進路の希望としては大学に進学することを考えていたのですが家庭の金銭的な事情により進学を諦めなくてはいけなくなってしまいました。働いて実家に金を入れてくれという訳ではなく、単純に進学にかかるお金を用意するのが難しいということでした。それなら部活もケガの期間が長くて周りと差が付きすぎてしまい、ついていけなくなってしまっていたこともあったので、部活を辞めてバイトをしてお金を貯めようと思い、私は親に部活を辞めてバイトをしたいと話しをしました。でも部活は最後まで続けなさいと言われてしまい、その提案は聞き入れてはもらえませんでした。結局そんな感じで進路に対する悩みと部活に対する悩みで何に対しても全力で打ち込むということが出来ずに高校生活を過ごしてしまいました。

今では親の反対を押し切ってでもバイトをするなり、諦めて部活を頑張るなり何か一つでもやり遂げられるように行動していたらという後悔だけが残てしまっています。そして仕事やプライベートで何かに躓いてしまうたびに、この頃のことを夢で見てしまうのです。

確かに行動しなかった後悔は大きいような気もしてしまう。

行動したことによる後悔

私が行動したことで起きてしまったことに対する後悔はおそらく一生涯私に付きまとうことになるであろう問題です。それは元妻と結婚したことです。私は過去の記事で書いたこともあるのですが離婚歴があり子供もいます。そして元妻と結婚したことによって人生が大きく変わってしまいました。

結婚生活と離婚に関してはこちら→結婚は慎重に。シングルファーザーの私が離婚に至った理由と結婚から離婚までの転落体験記

今は離婚して時間も経ってきているので少しはマシな状況になってきてはいますが、それでも結婚する前と比べると生活状況や精神状態は月とスッポンのようでかなり違います。人生が大きく変わってしまった出来事なので後悔の度合いが大きくなってしまっても仕方がないのかもしれません。ただ、すべてを後悔しているという訳でもないので余計に複雑な気持ちです。結婚に対しては後悔していますししなければ良かったなどとも思ってしまうのですが、子供は可愛いので子供が生まれたことに関しては後悔しているということもないのですが、結婚していなければ子供と一緒に暮らしているという今の生活もないわけですからかなり複雑なのです。その複雑さのせいで余計に後悔してしまっていたり思い出してしまうのかもしれませんが。

これに関しても結婚生活での苦しみがよく夢に出てきます。そしてそのたびにやっぱり考えてしまう。

結婚生活での苦労があったせいで精神的に問題が出てしまったのか、上手くしゃべれなかったり言葉に詰まってしまうことも未だにありますし、結婚前はそんなことなかったのに文章が支離滅裂になってしまうことも未だにありますし。

後悔を振り払うにはこれしかない

これらの後悔を乗り越えて振り払う方法で一番良いのは現在の生活を満足いくものにすることだと思います。終わりよければすべてよしという言葉もあるように、結果が良ければ過去の失敗だったり後悔も意味があるものになるのです。過去があってこその今なのですから。過去の結果が今ということは、今の状況が満足のいくものでなければ、過去の行動や出来事に対して後悔が生まれてしまいますし、満足いくものであれば、あの苦労があってこそ今があるのだからと肯定することができる。

なので後悔がある=今に不満があるからということにもなるのかもしれない。

逆に後悔が無いという人は今が楽しくて満足しているからとも言える。

今の状況次第で過去に対する考え方も変わるのかもしれない。

考え方によっては今を変えることで過去を変えることが出来るということ。過去の出来事そのものが変わるわけではないけれどその出来事に対する価値というか感じ方のようなものは変わってくるはず。結局は過去がどうであっても今の現状を変えることで過去も変えることが出来る。とは言っても私の場合は過去を良いものにするのにはまだまだ時間がかかりそう。

行動しないという選択をするというのも一つの行動。全ては行動から生まれる。

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