『クレヨンしんちゃん』には、これまで数多くの個性的なキャラクターが登場してきました。
その中でも、ひときわ強烈なインパクトを残しているのがオカマ・オネエキャラです。
原作漫画やテレビアニメだけでなく歴代の映画にも登場しており、しんのすけたちの前に敵として立ちはだかるキャラクターから、野原一家を助ける頼もしい味方まで、その立場もさまざまです。
特に映画では、ハイグレ魔王、マカオとジョマ、珠由良ブラザーズなど、作品を代表する重要人物として登場したキャラクターもいます。
また、『クレヨンしんちゃん』には実際のオカマ・オネエキャラだけでなく、しんのすけからオカマだと間違われた人物や、女装趣味があると勘違いされた人物も登場しています。
「あのオカマキャラの名前は何だった?」
「ローラーのコウちゃんってどんなキャラクター?」
「映画にはどんなオカマ・オネエキャラが登場した?」
「しんのすけにオカマと間違われたキャラクターは誰?」
など、気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、『クレヨンしんちゃん』の原作漫画・テレビアニメ・映画に登場した歴代のオカマ・オネエキャラをまとめて紹介します。
通常シリーズだけでなく、番外編に登場したキャラクターや、オカマ・オネエと間違われた人物についてもあわせて紹介していきます。
本記事での表記について
本記事では、作品内や公式資料などで「オカマ」として扱われているキャラクターや、オネエ言葉などを特徴として描かれているキャラクターを、作品を紹介する目的で「オカマ・オネエキャラ」と表記しています。
「オカマ」という言葉は現在、人に対する呼称として侮蔑的に受け取られる場合があります。本記事では実在する人物の性自認や性的指向を表す言葉として使用するものではありません。
また、女装している、女性的な話し方をしているといった理由だけで性自認や性的指向を推測することはせず、作品内での設定や描写を基準として紹介しています。
- クレヨンしんちゃんの歴代オカマ・オネエキャラ一覧
- オカマ・オネエと間違われた主なキャラクター
- 原作・テレビアニメに登場する歴代オカマ・オネエキャラ
- 番外編・劇中劇に登場するオカマ・オネエキャラ
- 映画クレヨンしんちゃんに登場する歴代オカマ・オネエキャラ
- ハイグレ魔王|アクション仮面VSハイグレ魔王
- ニーナ&サリー|ブリブリ王国の秘宝
- 雪乃|雲黒斎の野望
- マカオ&ジョマ|ヘンダーランドの大冒険
- ローズ・ラベンダー・レモン|暗黒タマタマ大追跡
- 魔人ジャーク|暗黒タマタマ大追跡
- アンジェラ青梅|電撃!ブタのヒヅメ大作戦
- キラーフィンガー・ジョー|爆発!温泉わくわく大決戦
- 2000~2002年の映画には該当するキャラクターなし?
- ヒッチハイクで野原一家を乗せた男性|嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード
- 2004~2005年は目立った該当キャラクターなし
- 偽物の住民|伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
- UNTIの隊員|嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!
- ドウドウ|ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者
- 2009年は該当するキャラクターなし
- 花嫁(希望)軍団のメンバー|超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁
- 2011~2012年は該当するキャラクターなし
- トリュフ|バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
- 2人の店員|ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
- マリアッチ|オラの引越し物語 サボテン大襲撃
- 夢の中に登場する人物|爆睡!ユメミーワールド大突撃
- 車に乗っていたオカマの集団|襲来!! 宇宙人シリリ
- ヌン&チャック|爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~
- 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~には該当キャラなし?
- リンゴのキャラクター|激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者
- 映画版のオカマ・オネエキャラを振り返ると
- オカマ・オネエと間違われたキャラクター
- 「オカマと間違われた人物」と「実際のオカマ・オネエキャラ」は別
- クレヨンしんちゃんのオカマ・オネエキャラにはどんな特徴がある?
- 時代によって描かれ方や表現も変化している
- クレヨンしんちゃんのオカマ・オネエキャラに関するよくある質問
- まとめ|クレヨンしんちゃんには個性的なオカマ・オネエキャラが多数登場
クレヨンしんちゃんの歴代オカマ・オネエキャラ一覧
『クレヨンしんちゃん』には、原作漫画・テレビアニメ・映画を通して、数多くのオカマ・オネエキャラが登場しています。
何度も登場するキャラクターもいれば、1つのエピソードや映画にだけ登場する人物、名前が明かされていない脇役などもいます。
また、オカマ・オネエキャラそのものではなく、しんのすけからオカマだと間違われた人物も存在します。
まずは、現在までに確認できている主なキャラクターを一覧で紹介します。
原作・テレビアニメのオカマ・オネエキャラ
| キャラクター | 主な登場エピソード | 区分 |
|---|---|---|
| ローラーのコウちゃん | ローラー初すべりだゾ/おねいさんとピクニックだゾ など | 原作・TVアニメ |
| スーザン小雪(玄武岩男) | スーザンとひまわりだゾ/園長先生とスーザンだゾ/スーザンとけん玉だゾ スーザンとお散歩だゾ/スーザンとお花見だゾ など | 原作・TVアニメ |
| オカマバーの人物 | 香水は浮気のショーコだゾ | TVアニメ |
| ひろしの同級生 まさひこ | 父ちゃんの同窓会だゾ/同窓会は楽しいゾ | TVアニメ |
| スーちゃん | なな子おねいさんとおばけ屋敷だゾ | TVアニメ |
番外編に登場するオカマ・オネエキャラ
| キャラクター | 登場エピソード | 区分 |
|---|---|---|
| げん | ぶりぶりざえもんの冒険 飛翔編・電光編 | TVアニメ・番外編 |
映画に登場する主なオカマ・オネエキャラ
| キャラクター | 登場映画 | 備考 |
|---|---|---|
| ハイグレ魔王 | アクション仮面VSハイグレ魔王 | 自らオカマであることを語る |
| ニーナ | ブリブリ王国の秘宝 | サリーと行動する |
| サリー | ブリブリ王国の秘宝 | ニーナと行動する |
| 雪乃 | 雲黒斎の野望 | 男性として明かされる人物。 ただしオカマ・オネエとは別分類の余地あり |
| マカオ | ヘンダーランドの大冒険 | ジョマとコンビを組むオカマ魔女 |
| ジョマ | ヘンダーランドの大冒険 | マカオとコンビを組むオカマ魔女 |
| ローズ | 暗黒タマタマ大追跡 | 珠由良ブラザーズ |
| ラベンダー | 暗黒タマタマ大追跡 | 珠由良ブラザーズ |
| レモン | 暗黒タマタマ大追跡 | 珠由良ブラザーズ |
| ジャーク | 暗黒タマタマ大追跡 | 封印されている者 |
| アンジェラ青梅 | 電撃!ブタのヒヅメ大作戦 | 博士の助手として登場 |
| キラーフィンガー・ジョー | 爆発!温泉わくわく大決戦 | YUZAMEの幹部。 元マッサージ師の殺し屋で、女性的な口調や仕草が特徴 |
| ヒッチハイクで野原一家を乗せる男性 | 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード | 女装したひろしを男性と知った後も好意を示す |
| 偽住民 | 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ! | ひろしの行きつけ?のおかまバー店員の偽物 |
| UNTIの人物 | 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾! | UNTIに所属する人物。女性的な口調や仕草が特徴 |
| ドウドウ | ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者 | オネエ口調。人間ではなく銅鐸 |
| 花嫁(希望)軍団のメンバー | 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 | 自らニューハーフであることを明かす人物 |
| トリュフ | バカうまっ!B級グルメサバイバル!! | 敵組織の幹部 |
| 店員2人 | ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん | 聞き込み先で登場 |
| マリアッチ | オラの引越し物語 サボテン大襲撃 | 後半でオネエ口調になる |
| 玉突き事故の場面に登場する人物 | 爆睡!ユメミーワールド大突撃 | しんのすけの想像の中に登場 |
| 車に乗っている集団 | 襲来!! 宇宙人シリリ | ヒッチハイクの場面に登場 |
| ヌン | 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~ | ヌンチャク使いの二人組 |
| チャック | 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~ | ヌンチャク使いの二人組 |
| リンゴのキャラクター | 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 | ラクガキングダムの住人 |
※映画については、作中で明確にオカマ・ニューハーフなどとして扱われる人物だけでなく、オネエ口調などから該当する可能性があるキャラクターも候補として掲載しています。設定が明確ではない人物については、個別紹介でその旨を記載します。
オカマ・オネエと間違われた主なキャラクター
『クレヨンしんちゃん』には、本人がオカマ・オネエキャラというわけではないものの、作中でそのように間違われた人物も登場します。
| キャラクター | 登場エピソードなど | 間違われ方 |
|---|---|---|
| しもねたげきが先生 | オラのサイン本だゾ | しんのすけからオカマだと間違われる |
| 売間久里代 | 通常シリーズ | しんのすけからオカマだと間違われる |
| 野原ひろし | 父ちゃんのキケンな秘密だゾ | 女装趣味があると勘違いされる |
これらの人物は、実際のオカマ・オネエキャラとは区別し、記事後半で詳しく紹介します。
原作・テレビアニメに登場する歴代オカマ・オネエキャラ
まずは、映画以外の原作漫画やテレビアニメに登場したオカマ・オネエキャラを紹介します。
映画のキャラクターと比べると登場時間が短い人物もいますが、複数のエピソードに登場するキャラクターや、意外な経歴を持つ人物も存在します。
また、原作漫画とテレビアニメで設定が変更されているキャラクターについては、それぞれの違いもあわせて紹介します。
ローラーのコウちゃん
ローラーのコウちゃんは、ローラースケートを得意とするオネエキャラクターです。
テレビアニメでは「ローラー初すべりだゾ」「ローラーで対決だゾ」「おねいさんとピクニックだゾ」など、複数のエピソードに登場しています。
初登場時にはローラースケートを履いたしんのすけと出会い、その後もたびたび登場します。
そんなコウちゃんの意外な一面が、野球経験です。
実は元野球部で、甲子園に出場した経験を持っています。
普段のオネエ口調やローラースケート姿からは想像しにくい経歴で、『クレヨンしんちゃん』らしいギャップのあるキャラクターです。
さらに裁縫セットを持ち歩くなど、さまざまな一面を持っています。
しんのすけとひろしとキャッチボールをする描写も見られるなど、単発のオネエキャラではなく、複数回登場している点でも通常シリーズを代表するキャラクターの一人といえるでしょう。
スーザン小雪
スーザン小雪は、『クレヨンしんちゃん』に登場するオカマキャラクターです。
本名は「玄武岩男(げんぶいわお)」。
非常に大柄な体格をしていますが、女性的な言葉遣いで話す個性的な人物です。
スーザン小雪の大きな特徴が、原作漫画とテレビアニメで設定や登場する場面が異なることです。
原作漫画ではまたずれ荘の住人
原作漫画では、スーザン小雪は「またずれ荘」の204号室に暮らしています。
野原家がまたずれ荘で生活することになったことで、しんのすけたちと関わるようになります。
さらに、かなり異色の経歴を持つ人物でもあります。
かつては暴走族の総長を務め、その後グリーンベレー隊員となり、さらにランジェリー会社の社長になるなど、非常に波乱万丈な人生を歩んできました。
見た目や話し方だけでなく、この強烈な経歴もスーザン小雪の大きな特徴です。
テレビアニメではオカマバーのママ
テレビアニメでは、原作漫画のようにまたずれ荘の住人としては登場しません。
アニメ版ではオカマバーのママという設定で登場します。
そのため、原作のまたずれ荘編を知っている人がアニメだけを見ると、スーザン小雪の立場が大きく違うことに気付くでしょう。
同じキャラクターでありながら原作とアニメで登場する環境が異なる、珍しいキャラクターの一人です。
スーザン小雪登場回の漫画はこちら⇓
「香水は浮気のショーコだゾ」に登場するオカマバーの人物
「香水は浮気のショーコだゾ」では、ひろしが仕事関係の接待でオカマバーを訪れます。
その後、帰宅したひろしから香水の匂いがし、さらに口紅まで付いていたことから、みさえは浮気を疑ってしまいます。
もちろん実際には女性と浮気していたわけではなく、オカマバーへ行ったことが原因でした。
このエピソードでは複数のオカマキャラクターが登場します。
登場時間は長くありませんが、ひろしがみさえから浮気を疑われる原因となる、ストーリー上重要な役割を果たしています。
「父ちゃんの同窓会だゾ」に登場する和服姿の人物
「父ちゃんの同窓会だゾ」では、ひろしの同窓会に和服姿の女性が登場します。
実は女性ではなく男。ひろしの同級生で名前はまさひこ。新宿で薔薇の館というお店を開いているらしい。
名刺の名前はマサコ。
実はひろしのことがずっと好きだったようである。
ひろしはおかまキャラからモテることが多いですね。
スーちゃん
登場エピソード:なな子おねいさんとおばけ屋敷だゾ
スーちゃんは、夏祭りのお化け屋敷で働いているスタッフです。
このエピソードでは、しんのすけたちがお化け屋敷の中で女の子の幽霊に遭遇します。
しかし、お化け屋敷で女性の幽霊役を担当していたスーちゃんは、そのときトイレへ行っていました。
つまり、しんのすけたちが遭遇した女の子は、お化け屋敷のスタッフではなかったことになります。
最後に本物の幽霊だった可能性を示す、『クレヨンしんちゃん』のホラー回らしいオチにつながる人物です。
※このキャラクターはおかまとは明言されていない。読みやすくするためにここに入れました。ご了承ください。
番外編・劇中劇に登場するオカマ・オネエキャラ
『クレヨンしんちゃん』には、野原一家の日常を描いた通常エピソードとは異なる番外編や劇中劇も数多く存在します。
その中にも、オカマ・オネエキャラが登場しています。
通常シリーズの登場人物と混同しないよう、ここでは番外編・劇中劇に登場したキャラクターを分けて紹介します。
げん
登場エピソード:ぶりぶりざえもんの冒険 飛翔編・電光編
げんは、「ぶりぶりざえもんの冒険 飛翔編・電光編」に登場する敵キャラクターです。
「ぶりぶりざえもんの冒険」は、しんのすけとぶりぶりざえもんが活躍する劇中劇シリーズの一つ。
げんも通常の春日部を舞台としたストーリーの登場人物ではなく、この劇中劇の世界に登場します。
そのため、本記事ではローラーのコウちゃんやスーザン小雪などの通常シリーズに登場するキャラクターとは分け、番外編のオカマ・オネエキャラとして紹介しています。
映画クレヨンしんちゃんに登場する歴代オカマ・オネエキャラ
『映画クレヨンしんちゃん』シリーズにも、数多くのオカマ・オネエキャラが登場しています。
特に初期作品では、物語の黒幕や敵組織のメンバー、しんのすけたちを助ける味方など、ストーリーの重要な役割を担っているキャラクターも少なくありません。
ここからは映画の公開順に、登場したキャラクターを紹介していきます。
なお、作中で明確にオカマとして描かれている人物だけでなく、設定上は男性でも女性として生活している人物、オネエ口調の人物なども登場します。
明確な設定が確認できないキャラクターについては、その点も含めて紹介します。
ハイグレ魔王|アクション仮面VSハイグレ魔王
1993年公開の映画第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』に登場するのが、ハイグレ魔王です。
異次元世界からやってきた侵略者で、地球をハイグレ姿の人間で埋め尽くそうとします。
ハイグレ魔王については、本人が作中で自らオカマであることを明かしているため、歴代映画の中でも設定が非常に分かりやすいキャラクターです。
しかも単なる脇役ではなく、タイトルにも名前が入っている映画第1作のラスボス。
映画シリーズは第1作から、非常に重要なポジションにオカマキャラが登場していたことになります。
ニーナ&サリー|ブリブリ王国の秘宝
1994年公開の『ブリブリ王国の秘宝』に登場するのが、ニーナとサリーです。
2人は秘密結社ホワイトスネーク団に所属しており、しんのすけたちの前に現れます。
ニーナとサリーはコンビで行動することが多く、初期の映画クレヨンしんちゃんを代表する個性的な2人組です。
当初は敵側の人物として登場しますが、物語が進むと立場にも変化があり、最終的にはしんのすけたちと一緒に遺跡からの脱出を目指します。
前作のハイグレ魔王に続き、第2作にもオカマキャラが登場することになりました。
雪乃|雲黒斎の野望
1995年公開の『雲黒斎の野望』には、吹雪丸のきょうだいである雪乃が登場します。
一見すると女性のように見えますが、物語の中で男性であることが明らかになります。
ただし、雪乃についてはハイグレ魔王やマカオ&ジョマのように、明確に「オカマキャラ」として扱うべきかは判断が分かれる人物です。
男性でありながら女性として育てられたという特殊な事情があるため、本記事では典型的なオカマ・オネエキャラとは区別しつつ、関連するキャラクターとして紹介します。
ちなみに、兄として登場する吹雪丸にも性別に関する大きな秘密があります。
兄妹のように見える2人の設定が逆転しているところも、『雲黒斎の野望』の面白い仕掛けの一つです。
マカオ&ジョマ|ヘンダーランドの大冒険
1996年公開の『ヘンダーランドの大冒険』に登場するのが、マカオとジョマです。
2人はヘンダーランドを支配し、世界征服を企むオカマ魔女。
『映画クレヨンしんちゃん』に登場した歴代オカマキャラの中でも、特に有名な2人ではないでしょうか。
マカオとジョマは常にコンビで行動し、派手な衣装や独特の話し方、2人の掛け合いなども大きな特徴です。
さらに、
マカオ+ジョマ
→ オカマ+マジョ(おかま魔女)
となるように、名前自体も言葉遊びになっています。
終盤ではしんのすけたち野原一家との直接対決もあり、映画のラスボスとして強烈な存在感を残しました。
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ローズ・ラベンダー・レモン|暗黒タマタマ大追跡
1997年公開の『暗黒タマタマ大追跡』に登場するのが、珠由良ブラザーズです。
メンバーは、
- 長男・ローズ
- 次男・ラベンダー
- 三男・レモン
の3人。
3人は魔人ジャークの復活を阻止しようとする珠由良族で、野原一家と行動をともにします。
これまで紹介したハイグレ魔王やマカオ&ジョマとは異なり、珠由良ブラザーズはしんのすけたちの味方側に位置するキャラクターです。
オカマキャラを単純な敵やギャグ要員としてではなく、野原一家を守る頼もしい仲間として描いている点でも印象的です。
個性的な3人ですが、それぞれに得意分野があり、物語の中でも重要な役割を果たします。
魔人ジャーク|暗黒タマタマ大追跡
『暗黒タマタマ大追跡』には、珠由良ブラザーズだけでなく、もう一人忘れてはいけないキャラクターがいます。
それが、物語の中心となる暗黒魔人ジャークです。
ジャークはかつて強大な力を持っていましたが、その力を封じられ、長い間埴輪の中に封印されていました。
そして、ジャークを復活させるために必要となるのが、物語のタイトルにもなっている2つの「タマ」です。
物語の終盤では、しんのすけとひまわりによって2つのタマが埴輪にはめられ、ついにジャークが復活します。
ところが、復活したジャークは想像されていたような恐ろしい魔人ではありませんでした。
長い間「タマ」を抜かれていた影響によってオカマになっており、かつてのような力も失っていたのです。
世界征服を企んでいた玉王たちは強大な魔人の復活を期待していましたが、完全な肩透かしとなってしまいます。
さらにジャーク自身にも世界征服へ協力する意思はなく、物語終盤の大きなオチにつながりました。
『暗黒タマタマ大追跡』はローズ・ラベンダー・レモンの珠由良ブラザーズが登場するだけでなく、復活する魔人ジャークまでオカマになっているという、歴代映画の中でも特にオカマキャラの存在感が大きい作品です。
アンジェラ青梅|電撃!ブタのヒヅメ大作戦
1998年公開の『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』にもオカマキャラが登場します。
それが、秘密結社「ブタのヒヅメ」に捕らえられている博士の助手です。
これまでの映画に登場したキャラクターと比べると登場時間は短く、マカオやジョマ、珠由良ブラザーズほどストーリーの中心にいる人物ではありません。
しかし、ひろしに好意を示す場面もあり、短い登場ながら印象を残しています。
映画第1作から続いてきたオカマキャラの登場は、第6作でも継続しました。
キラーフィンガー・ジョー|爆発!温泉わくわく大決戦
1999年公開の『爆発!温泉わくわく大決戦』では、悪の組織YUZAMEの幹部としてキラーフィンガー・ジョーが登場します。
キラーフィンガー・ジョーは、指先を使った攻撃を得意とする殺し屋です。
ただし、これまで紹介したハイグレ魔王などとは異なり、作中で明確にオカマと説明されているキャラクターではありません。
性別についても明確ではなく、オカマ・オネエキャラとして扱うかどうかには曖昧な部分があります。
そのため、本記事では「オカマ・オネエキャラの可能性がある人物」として紹介します。
2000~2002年の映画には該当するキャラクターなし?
1999年までの初期7作品では、毎年のようにオカマ・オネエキャラやそれに関連する人物が登場していました。
しかし、その流れはいったん途切れます。
2000年の『嵐を呼ぶジャングル』、2001年の『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』、2002年の『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』では、該当するキャラクターは確認できませんでした。
特に初期作品と比較すると、ここから映画に登場するオカマ・オネエキャラは少なくなっていきます。
ヒッチハイクで野原一家を乗せた男性|嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード
2003年公開の『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では、女装したひろしに好意を寄せる男性が登場します。
スウィートボーイズの本部がある熱海を目指していた野原一家は、途中でヒッチハイクをすることになります。
そこで女装していたひろしを車に乗せてくれたのが、この男性です。
一見すると女性だと思ってひろしに惚れたようにも見えますが、ひろしが男性であることを明かしても態度は変わりません。
最初から男性だと分かっていたことを明かし、それでも好きだとひろしに好意を示します。
ただし、この人物はオカマやオネエとして描かれているわけではありません。
男性であるひろしに恋愛感情を示した人物であるため、本記事では「関連するキャラクター」として紹介します。
映画の検証記事はこちら⇓
映画クレヨンしんちゃんでは毎回おかまキャラが登場している気がしたので調べてみた【前編】
2004~2005年は目立った該当キャラクターなし
2004年公開の『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』では、オカマ・オネエキャラに該当する人物は確認できませんでした。
また、2005年公開の『伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃』でも、目立った該当キャラクターは確認できません。
初期作品では毎年のように登場していたことを考えると、登場頻度が大きく変わっていることが分かります。
偽物の住民|伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
2006年公開の『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』では、野原一家を捕まえようとする偽物の住民の中にオカマキャラが登場します。
『踊れ!アミーゴ!』では、春日部の住民が次々と「そっくりな偽物」に入れ替えられていくという不気味なストーリーが展開されます。
その中で野原一家を追いかける人物として登場します。
ハイグレ魔王やマカオ&ジョマのようなメインキャラクターではありませんが、久しぶりに映画の中で確認できるオカマキャラの一人です。
UNTIの隊員|嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!
2007年公開の『嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』では、宇宙監視センター「UNTI」の隊員の中にオネエ口調で話す人物が登場します。
カバを思わせるような大柄な外見をした隊員で、独特の話し方が特徴です。
ただし、作中では性別や性的指向などが明確に説明されているわけではありません。
そのため、明確なオカマキャラとして断定するのではなく、「オネエ口調のキャラクター」として紹介するのが適切でしょう。
ドウドウ|ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者
2008年公開の『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』には、ドウドウというキャラクターが登場します。
ドウドウは人間ではなく、闇の世界「ドン・クラーイ」からやってきた存在です。
特徴の一つが、女性的な言葉遣いをすること。
ただし、人間の男性に対する「オカマ」という分類をそのまま当てはめられるキャラクターではありません。
そのため、本記事ではオネエ口調を特徴とする関連キャラクターとして紹介します。
2009年は該当するキャラクターなし
2009年公開の『オタケベ!カスカベ野生王国』では、該当するオカマ・オネエキャラは確認できませんでした。
花嫁(希望)軍団のメンバー|超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁
2010年公開の『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』では、敵として登場する「花嫁(希望)軍団」の中にニューハーフであることを明かす人物が登場します。
該当するのは紫色の髪をしたメンバーです。
普段とは異なる口調を見せる場面があり、自らニューハーフであることを明かしています。
声を担当しているのは、はるな愛さんです。
初期映画のマカオ&ジョマなどとはキャラクターの描かれ方もかなり異なっており、時代による表現の変化を感じられる人物でもあります。
2011~2012年は該当するキャラクターなし
2011年公開の『嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』では、該当するキャラクターは確認できませんでした。
2012年公開の『嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』についても、オカマ・オネエキャラとして紹介できる新規キャラクターは確認できません。
トリュフ|バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
2013年公開の『バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』に登場するのが、トリュフです。
トリュフは、B級グルメを排除しようとするA級グルメ機構の幹部の一人。
派手なファッションと独特の言葉遣いが特徴で、豚を引き連れて春日部防衛隊を追跡します。
初期映画のオカマ・オネエキャラと同様に、敵組織の幹部として登場するタイプのキャラクターです。
2人の店員|ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
2014年公開の『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』にも、オカマキャラが登場します。
ひろしがロボットになった原因を探るため、みさえたちがエステサロンについて聞き込みをする場面があります。
その聞き込み先に登場するのが、2人の店員です。
ストーリーの中心人物ではありませんが、短い場面ながら登場するオカマキャラとなっています。
マリアッチ|オラの引越し物語 サボテン大襲撃
2015年公開の『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』に登場するのが、マリアッチです。
ギターを持ったメキシコの男性で、登場当初はみさえに積極的にアプローチしています。
ところが、人食いサボテンに襲われた後から様子が変化。
物語後半ではオネエ口調で話すようになります。
最初からオカマ・オネエキャラとして登場する人物ではなく、映画の途中から話し方が変化するという珍しいタイプです。
夢の中に登場する人物|爆睡!ユメミーワールド大突撃
2016年公開の『爆睡!ユメミーワールド大突撃』では、しんのすけの想像の中にオカマキャラが登場します。
登場するのは、映画序盤の玉突き事故を想像する場面。
本編のストーリーに関わる人物ではなく、ごく短時間だけ登場するキャラクターです。
こうした一瞬だけ登場する人物まで含めると、『映画クレヨンしんちゃん』にはかなり多くのオカマ・オネエキャラが登場していることが分かります。
車に乗っていたオカマの集団|襲来!! 宇宙人シリリ
2017年公開の『襲来!! 宇宙人シリリ』では、オカマの集団が登場します。
本作では、宇宙人シリリの力によって子どもの姿になってしまったひろしとみさえを元に戻すため、野原一家がシリリの父親を探して日本を縦断します。
その旅の途中、サーカスから脱出したしんのすけ、シリリ、シロがヒッチハイクをする場面があります。
そこで乗せてもらった車の中にいたのが、オカマの集団です。
ストーリーに大きく関わる人物ではなく、登場時間もわずかですが、歴代映画のオカマキャラを探していくと見逃せない場面の一つです。
ちなみに『宇宙人シリリ』には、過去の映画に登場したキャラクターがさまざまな場面に登場しています。
歴代映画を知ってから見直すと、オカマキャラ以外にも思わぬ人物を発見できるかもしれません。
ヌン&チャック|爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~
2018年公開の『爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』に登場するのが、ヌンとチャックです。
2人はブラックパンダラーメン側の刺客として登場する二人組。
その名前を合わせると、
ヌン+チャック=ヌンチャク
となっています。
独特な話し方や派手なキャラクター性を持つ2人で、春日部防衛隊たちの前に立ちはだかります。
『ヘンダーランドの大冒険』のマカオ&ジョマや、『ブリブリ王国の秘宝』のニーナ&サリーなど、『映画クレヨンしんちゃん』にはオカマ・オネエキャラが2人組で登場することがあります。
ヌン&チャックも、その系譜を思わせるコンビです。
新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~には該当キャラなし?
2019年公開の『新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』では、オカマ・オネエキャラに該当する人物は確認できませんでした。
2017年、2018年と続けて登場していましたが、2019年はいったん途切れる形になります。
リンゴのキャラクター|激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者
2020年公開の『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』では、ラクガキングダムの住人としてリンゴをモチーフにしたキャラクターが登場します。
このリンゴのキャラクターは女性的な話し方をする人物として描かれています。
周囲にはメロンやイチゴをモチーフにしたキャラクターも登場し、こちらも見方によってはオネエキャラのように感じられる描写があります。
ただし、作中で明確にオカマやオネエと設定されているわけではありません。
そのため、本記事では「オネエ口調の関連キャラクター」として紹介します。
映画の検証記事はこちら⇓
映画クレヨンしんちゃんでは毎回おかまキャラが登場している気がしたので調べてみた【後編】
映画版のオカマ・オネエキャラを振り返ると
歴代映画を公開順に見ていくと、オカマ・オネエキャラの登場の仕方には大きな変化があります。
特に初期作品では、ハイグレ魔王、ニーナ&サリー、マカオ&ジョマ、珠由良ブラザーズなど、物語の中心に関わるキャラクターが数多く登場していました。
敵としてしんのすけたちの前に立ちはだかるだけでなく、野原一家と行動をともにする味方として活躍する人物もおり、それぞれが強烈な個性を持っています。
一方、2000年代以降は登場しない作品も増え、登場しても一場面だけの脇役や、オネエ口調を特徴とする人物などが目立つようになります。
また、男性に好意を寄せる男性や女装する人物など、単純に「オカマ・オネエキャラ」と分類することが難しいケースもあります。
そのため、歴代作品を振り返る際には、見た目や話し方だけで判断するのではなく、作中でどのように描かれている人物なのかを分けて考える必要があります。
初期作品から近年の作品まで見比べてみると、キャラクターそのものだけでなく、時代による描かれ方の違いを見つけられるのも興味深いポイントです。
「今回紹介したキャラクターが登場する映画を見返したい方はこちら」⇓
オカマ・オネエと間違われたキャラクター
『クレヨンしんちゃん』には、実際にオカマ・オネエキャラとして描かれている人物だけでなく、しんのすけからオカマだと間違われたキャラクターも登場します。
また、野原ひろしのように、ある出来事から女装趣味があると勘違いされてしまった人物もいます。
ここでは本記事で紹介してきたオカマ・オネエキャラとは分けて、作中でそのような勘違いをされたキャラクターを紹介します。
しもねたげきが先生|オラのサイン本だゾ
「オラのサイン本だゾ」に登場する、しもねたげきが先生も、しんのすけからオカマだと間違われた人物です。
しもねたげきが先生は作家として登場するキャラクターで、オカマ・オネエキャラとして設定されているわけではありません。
しかし、しんのすけとのやり取りの中でオカマだと勘違いされてしまいます。
そのため、本記事では歴代オカマ・オネエキャラの一覧には含めず、「オカマ・オネエと間違われたキャラクター」として紹介しています。
売間久里代|しんのすけから何度もオカマと間違われる
売間久里代は、「地獄のセールスレディ」の異名を持つ訪問販売員です。
27歳の女性であり、セールスの腕前は非常に高いものの、しんのすけと出会うとペースを乱されてしまうことがお決まりとなっています。
そして、売間久里代としんのすけのやり取りでおなじみなのが、性別をめぐる勘違いです。
男顔や低い声、濃い化粧などから、しんのすけは売間久里代を女性として認識せず、初期にはオカマだと勘違いしていました。
しかし、売間久里代は正真正銘の女性です。
本人も女性であることを強く主張しており、昔のエピソードでは戸籍謄本を使って女性であることを証明しようとする場面まであります。
なお、近年のアニメでは表現が変化しており、しんのすけから「女装のひと」と間違われる描写になっています。
売間久里代は登場回数も多いため、「クレヨンしんちゃんのオカマキャラ」として記憶している人もいるかもしれません。
しかし実際には女性であるため、本記事ではオカマ・オネエキャラとは明確に区別しています。
売間久里代についてもっと知りたい方はこちら⇓
クレヨンしんちゃん 売間久里代が販売した商品一覧!地獄のセールスレディの登場回も紹介
野原ひろし|父ちゃんのキケンな秘密だゾ
野原ひろしも、あるエピソードで女装に関する勘違いをされてしまいます。
それが「父ちゃんのキケンな秘密だゾ」です。
このエピソードでは、ひろしが金髪の長いカツラをかぶって女装する場面が登場します。
それを目撃したしんのすけたちの勘違いも重なり、ひろしに女装趣味があるのではないかという誤解へと発展していきます。
もちろん、ひろしが普段から女装を趣味にしているという設定ではありません。
一時的な出来事から生まれた勘違いなので、こちらも歴代オカマ・オネエキャラとは別枠になります。
「オカマと間違われた人物」と「実際のオカマ・オネエキャラ」は別
『クレヨンしんちゃん』では、しんのすけの勘違いや独特な人物の呼び方が、そのままギャグになることがよくあります。
そのため、「しんのすけからオカマと言われた=その人物がオカマキャラ」というわけではありません。
特に売間久里代は、作中では女性であることが明確になっているにもかかわらず、しんのすけから繰り返し間違われるというギャグが長年使われてきました。
歴代キャラクターを整理する場合には、
- 作品内でオカマ・オネエキャラとして描かれている人物
- オネエ口調などを特徴とする人物
- 女装する人物
- しんのすけなどからオカマだと間違われただけの人物
を分けて考えた方が分かりやすいでしょう。
本記事でも、この違いを基準に分類しています。
クレヨンしんちゃんのオカマ・オネエキャラにはどんな特徴がある?
ここまで歴代キャラクターを紹介してきましたが、『クレヨンしんちゃん』のオカマ・オネエキャラを振り返ってみると、単なるギャグ要員だけではないことが分かります。
特に初期の映画では、物語を大きく動かす重要人物として登場するケースが目立ちます。
ここでは、歴代キャラクターに見られる特徴をいくつか紹介します。
敵だけでなく味方として活躍するキャラクターも多い
ハイグレ魔王やマカオ&ジョマなど、映画の敵として登場するオカマキャラは非常に印象的です。
そのため、「クレヨンしんちゃんのオカマキャラ=敵」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、実際には敵ばかりではありません。
代表的なのが『暗黒タマタマ大追跡』の珠由良ブラザーズです。
ローズ・ラベンダー・レモンの3人は、魔人ジャークの復活を阻止するために行動しており、野原一家とともに敵と戦います。
『ブリブリ王国の秘宝』のニーナ&サリーも、当初は敵側の人物として登場しますが、物語が進むにつれて立場が変化します。
オカマ・オネエキャラだからといって一律に悪役として描かれているわけではなく、作品によって立場は大きく異なります。
戦闘能力が高いキャラクターも多い
意外と多いのが、高い戦闘能力を持ったキャラクターです。
マカオ&ジョマは魔法を使う強敵であり、珠由良ブラザーズも戦闘で活躍します。
通常シリーズのローラーのコウちゃんにも、元野球部で甲子園出場経験があるという意外な経歴があります。
派手な外見や話し方だけでなく、実はかなり強い、あるいは特殊な能力や経歴を持っているというギャップも、『クレヨンしんちゃん』のオカマ・オネエキャラに見られる特徴の一つです。
2人組・3人組で登場するケースが目立つ
複数人のグループとして登場するケースが多いのも特徴です。
例えば、
- ニーナ&サリー
- マカオ&ジョマ
- ローズ・ラベンダー・レモン
- ヌン&チャック
などがいます。
2人以上で登場することで掛け合いが生まれ、それぞれのキャラクターの個性もより強く表現されています。
特にマカオ&ジョマや珠由良ブラザーズは、メンバー同士の掛け合いそのものが作品の笑いにつながっている場面も少なくありません。
名前にも遊びが取り入れられている
『クレヨンしんちゃん』らしいネーミングも見逃せません。
特に有名なのが、マカオとジョマです。
2人の名前を組み合わせて並べ替えると「オカマ」「マジョ(魔女)」を連想させる名前になっています。
ヌン&チャックも、2人の名前をつなげると「ヌンチャク」になります。
このように、名前そのものに言葉遊びを取り入れているキャラクターも存在します。
一度見たら忘れにくい強烈なキャラクターが多い
そして最大の特徴といえるのが、それぞれのキャラクターのインパクトです。
派手な衣装、独特な話し方、個性的な名前、意外な能力など、短い登場時間でも記憶に残るような特徴を持っています。
中でもハイグレ魔王、マカオ&ジョマ、珠由良ブラザーズなどは、公開から長い年月が経過した現在でも『映画クレヨンしんちゃん』の印象的なキャラクターとして知られています。
単なる脇役として登場するだけでなく、物語の重要人物として活躍していたことも、現在まで強く印象に残っている理由の一つでしょう。
時代によって描かれ方や表現も変化している
長期シリーズである『クレヨンしんちゃん』では、オカマ・オネエキャラをめぐる表現にも変化が見られます。
初期作品では「オカマ」という言葉そのものが作中で使われることもありました。
一方、その後の作品では「オカマ」と明言されず、女性的な言葉遣いや服装などによってキャラクターの個性を表現するケースも見られるようになります。
また、男性を好きになる男性、女装する人物、女性的な言葉遣いをする人物などは、それぞれ本来異なるものです。
過去の作品ではこうした特徴が「オカマ」という言葉でまとめて表現される場合もありましたが、現在の視点から歴代キャラクターを整理するときには、それぞれを区別して考える必要があります。
だからこそ本記事では、作品内で明確にオカマとして扱われているキャラクターと、オネエ口調などを特徴とする関連キャラクター、単にオカマと間違われただけの人物を可能な限り分けて紹介しています。
クレヨンしんちゃんのオカマ・オネエキャラに関するよくある質問
最後に、『クレヨンしんちゃん』のオカマ・オネエキャラについて気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめます。

クレヨンしんちゃんで最初に登場したオカマキャラは誰?
映画シリーズに限れば、1993年公開の第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』に登場するハイグレ魔王です。
映画第1作から、タイトルにも名前が入るほど重要なキャラクターとして登場しています。
ただし、原作漫画やテレビアニメまで含めた「クレヨンしんちゃん全体で最初のオカマキャラ」については、原作の掲載順や初期アニメの放送回まで確認する必要があるため、本記事では映画シリーズに限定して紹介します。
マカオとジョマはオカマなの?
マカオとジョマは、『ヘンダーランドの大冒険』に登場するオカマ魔女です。
2人でヘンダーランドを支配しており、しんのすけたちの前に立ちはだかります。
ちなみに「マカオ」「ジョマ」という名前は、組み合わせることで「オカマ」「マジョ(魔女)」を連想させるネーミングになっています。
暗黒タマタマ大追跡のオカマ3兄弟の名前は?
『暗黒タマタマ大追跡』に登場する3兄弟は「珠由良ブラザーズ」と呼ばれています。
名前は長男から順番に、
- ローズ
- ラベンダー
- レモン
です。
3人とも花や植物を連想させる名前になっています。
敵ではなく、魔人ジャークの復活を阻止するために野原一家と行動をともにする味方側のキャラクターです。
ローラーのコウちゃんは何者?
ローラーのコウちゃんは、原作漫画やテレビアニメに登場するオネエキャラクターです。
名前の通りローラースケートを得意としています。
さらに元野球部で甲子園に出場した経験を持つなど、意外な経歴も持っています。
映画だけでなく通常シリーズにも印象的なオカマ・オネエキャラがいることを示す代表的な人物です。
スーザン小雪の本名は?
スーザン小雪の本名は「玄武岩男(げんぶいわお)」です。
原作漫画ではまたずれ荘204号室の住人として登場します。
暴走族の総長、グリーンベレー隊員、ランジェリー会社の社長など、非常に変わった経歴を持っています。
一方、テレビアニメでは原作と設定が異なり、オカマバーのママとして登場します。
売間久里代はオカマなの?
売間久里代はオカマではなく女性です。
「地獄のセールスレディ」として知られる訪問販売員で、しんのすけからオカマだと間違われることがあります。
近年の公式紹介では、しんのすけから「女装のひと」と勘違いされている人物として紹介されています。
そのため、本記事では売間久里代をオカマ・オネエキャラ一覧には含めず、「間違われたキャラクター」として分類しています。
しもねたげきが先生はオカマなの?
「オラのサイン本だゾ」に登場するしもねたげきが先生も、しんのすけからオカマだと間違われます。
しかし、オカマ・オネエキャラとして設定されている人物ではありません。
売間久里代と同様に、「しんのすけからオカマと間違われたキャラクター」として分けて考えた方がよいでしょう。
野原ひろしは女装したことがある?
あります。
「父ちゃんのキケンな秘密だゾ」では、ひろしが女装する場面があり、それをきっかけに女装趣味があるのではないかと勘違いされてしまいます。
また、映画『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』でも、逃亡中に変装するため女装しています。
『ヤキニクロード』では、その姿のひろしに好意を寄せる男性まで登場します。
クレヨンしんちゃんの映画にはなぜオカマキャラが多いの?
特に初期の『映画クレヨンしんちゃん』では、オカマキャラが頻繁に登場します。
ただし、公式から「なぜ多く登場させたのか」という統一的な理由が示されているわけではありません。
実際の作品を見ると、敵、味方、魔女、武術に長けた3兄弟など役割はさまざまで、単なる一種類のキャラクターとして描かれているわけでもありません。
映画版に登場するオカマキャラについては研究対象にもなっており、『クレヨンしんちゃん』という作品を特徴づける要素の一つとして分析されています。
個性的なキャラクターの記事はこちら⇓
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まとめ|クレヨンしんちゃんには個性的なオカマ・オネエキャラが多数登場
今回は、『クレヨンしんちゃん』の原作漫画・テレビアニメ・歴代映画に登場するオカマ・オネエキャラを紹介しました。
『クレヨンしんちゃん』には、ローラーのコウちゃんやスーザン小雪など通常シリーズに登場する人物から、ハイグレ魔王、マカオ&ジョマ、珠由良ブラザーズなど映画で重要な役割を担った人物まで、数多くの個性的なキャラクターが登場しています。
特に映画では、敵として登場するだけでなく、野原一家を助ける味方や、物語の途中で立場が変わる人物など、その役割もさまざまです。
一方で、女性的な言葉遣いをする人物、女装する人物、男性に好意を寄せる男性など、現在の視点では単純に「オカマ・オネエキャラ」と分類できないケースもあります。
また、売間久里代やしもねたげきが先生のように、本人がオカマというわけではなく、しんのすけから間違われたキャラクターもいます。
長い歴史を持つ作品だけに、名前のない脇役や一瞬だけ登場する人物まで含めると、まだほかにも該当するキャラクターがいるかもしれません。
「あのキャラクターもいた!」という人物を見つけた場合は、今後も随時追加していきます。
歴代作品を見返す際には、ストーリーだけでなく、こうした個性的なキャラクターたちにも注目してみてはいかがでしょうか。











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