どこまでが適法?ゲーム実況とゲームの改造の違法性と著作権について考えてみた

ゲーム・アニメ

こんにちは 彩将です!

最近YouTubeでテレビゲームの「ドンキーコングシリーズ」のプレイ実況動画を見るのにハマっていました。そんな中「改造ゲーム」の実況動画があり「これって違法だよな?でもどこからが違法なんだろう?」と疑問に思ったので調べてみることに。

ゲーム実況に関する法規制

今ではネットでかなりの数の実況動画を見かけるようになりましたが、法規制はどのようになっているのでしょうか?

まず、ゲームは著作権法で保護されており勝手に複製したり、営利目的で使用したりしてはいけません!そのような目的で使用するのであればゲームを作った会社から許可を得なければいけません。

ですので本来であれば実況動画も「著作権侵害」になってしまいます。

「じゃあゲーム実況をしている人はみんな法律に引っかかるの?」

そうではありません!

ゲーム実況の場合はゲーム会社とSNSや動画サイト登載内容についての契約があります。その契約により許可されているゲームなら実況動画のように投稿してお金をもらうことも出来ます。音楽に関してもそのような契約があり、「歌ってみた動画」や「演奏してみた動画」「踊ってみた動画」はそれでルール決めされています。

ただしあまりにもそのゲームに不適切な編集をしたりするのはNGです。基本的にはゲーム作成者の不利益になるようなことはしてはいけません。ちなみにどのゲーム会社と契約があってどのゲームならいいのかは動画サイトやSNSの規約に記載があるので、ゲーム実況をやる際はチェックしましょう。

もっと詳しく知りたい方は下記のサイトを参考にしてください。

法令検索https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC0000000048

ACCShttps://www2.accsjp.or.jp/qa/

ゲームの改造に関する法規制

ゲームの改造に関しては完全に違法です!

最近ではデータ改ざんによるオンラインゲームでのチート行為なんかも話題に取り上げられることが多く、各地方の警察のホームページでも注意喚起がされています。

オンラインゲームだけではなくテレビゲームなどのゲーム機本体やソフトの改造ももちろん違法です!2019年にはソフトの改造を代行していた方が初摘発されていたりと、ここ数年で法整備だったりもあり規制の目が厳しくなっていますので、今まで捕まらなかったから大丈夫と考えてやってしまうと痛い目を見ます。もし改造している方がいましたらすぐに止めましょう。

改造行為だけではなく改造をしたものを配布したり、使用することもダウンロードすることも違法になります!また、コピーガード(複製を出来ないようにするプログラム)を解除するツールを販売することも禁止です!すぐに止めましょう。ただ、止めてもネット上に履歴が残ってしまうので忘れた頃に警察がやってくる可能性もありますが、大きな事件に巻き込まれていなければそのまま時効になることもあるかもしれませんね。

私が最近YouTubeで見た「ドンキーコング」のゲーム実況も完全に真っ黒ですね。見入ってしまったし面白そうだからやりたかったんだけど危ない橋は渡りたくない!

ちなみにゲーム作成側が改造された自分のゲームを見つけて証拠とする為に入手することはOKです!というか入手した方が良いです。

最後に

著作権に関しては今までは法規制はあっても罰則が厳しくなかったりするものが多かったので捕まらなかったようです。でも最近は年々法改正があり、罰則が厳しくなっているものもあります。

ある漫画サイトの違法アップロード事件なんかもありましたし、ネットに投稿する際やダウンロード、利用する際は違法性がないか注意しましょう。もしどうしてもやりたい場合は日本の法律が及ばない地に引っ越してやるしかないですね。ただオンラインゲームのチートだと厳しいでしょうが。

甘い話には罠があります。

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