激安豆腐は危険!?激安で売れる驚きの理由とは?

食の話し

こんにちは 彩将です!

すっかり寒くなり湯豆腐が美味しい季節になりましたね。

ところでみなさんは豆腐を買うときはいつも何を基準に選んでいますか?

価格を重視している方が多いと思います。私は遅い時間に買い物に行くと、安い豆腐が売り切れという光景をよく見たことがあります。

値段が安い豆腐と高い豆腐って一体何が違うのでしょうか?

値段が高いのは高級品で味が違うだけじゃないの?って思う方が多いと思いますが、そうじゃありません!

原料が全然違うのです!

本来の豆腐の作り方と原料

そもそも豆腐は本来どのように作られるのでしょうか?

豆腐の主な原料は「大豆」と「にがり」です。

作り方は、大豆を一晩水につけて潰して水を少し混ぜてペースト状にする。そのペーストを絞って「おから」と「豆乳」に分ける。この豆乳を熱して濾す(こす)。濾した豆乳に「にがり」を加えて型に入れて、重石で水分をゆっくり抜くと豆腐になります。原料は少ないですが作るのは大変そうですね。

今は潰したり絞ったりする工程も機械で行っていますが、昔は全て手作業でやっていたというから、かなりの重労働だったのではないでしょうか。

安い豆腐はこうして作られる!

では、よくスーパーで見かける30~40円くらいの豆腐は何が違うのでしょうか?

安い豆腐は天然のにがりの代わりにあるものが使われています。

それは「塩化マグネシウム」や「硫化カルシウム」「グルコン酸」などの化学物質です。これらを代わりに使うことで豆乳の量が少なくても固めることが出来るので安くなるというわけです。豆乳の量はにがりで作る場合と比べて半分以下で作れるらしいです。それにこれらの化学物質は天然にがりよりもコストが安い。だから安く売れる。

でも本来栄養価が高いはずの豆腐なのに激安豆腐は栄養価が低いです。

どの化学物質も体に害のある物質ではありませんので、食べられればいいという方なら激安豆腐もありかもしれません。

だけど安い理由は他にもあります。

もう一つの激安な理由

もう一つの安く出来る理由は輸入の大豆を使っていることです。

実は日本の大豆の自給率は7%です。(平成29年の数字)大豆製品は豆腐の他に納豆や味噌に醤油など、昔からたくさんあるのに低いですね。広い土地で作っていて安く輸入できるだけなら、まだ良いかもしれませんが、中には遺伝子組み換えの大豆もあります。

遺伝子組み換えの大豆のほとんどは、醤油や味噌のようなものにしか使われていないという話しもありますが、一部の納豆や豆腐にも入っているんだとか。ちなみに味噌や醤油のような食品には遺伝子組み換え原料の表示義務はないらしいです。

遺伝子組み換え食品は、はっきり体に害があるとも無いとも判明していないようですが、害虫が食べないくらいの代物ですからね。

最後に

安いものにはそれなりの理由もあるし、知らないところで栄養価の低い食品になっていたり、体に悪いものが使われていたりします。お買い物の際には少し気にしてみると良いかもしれません。

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